模型用ツール(工具)紹介 その1(素組編)
久しぶりに素組まとめ以外のブログ(--b
ちょっと前に、ガンプラ素組で普段使ってるツールを紹介しようかなと思ってたのでそのまとめです。
俺は基本的に、バンダイフラッグと呼ばれる安全対策やフロントアーアーの切り離し、メッキキットのゲート後処理など簡単な修正はするぐらいのレベルで作業しています。
なので、純粋な素組とは言えませんが最低限の道具でより良く見せる工夫として行っています。
公式でも非公式でも、素組は何かと下に見られたり、素組しかできない人が軽んじられたりすることが多いですが、素組でも作れる事を誇りましょう(--b
少しきつめに言いますが、素組を下に見てる人は考え方がだいぶ古いですからね。
昔のプラモは塗装や改造をしないとまともに見られる出来にならなかったから、改造が必須になっただけで今のキットはそもそもの出来が違います(--。
素組を知ることはバンダイの技術とガンプラそのものを知る切っ掛けになります(--b
改造なんて、素組で満足できなくなった時、理想の形を作るためにあればいいんですしね。
さて、長ったらしくなりましたがいよいよ普段使ってる道具を紹介。
全部でだいたい8種類ぐらいのツールを使います。
大きさの目安は1マス5cmになります。
【No.1】ニッパー
ニッパーは素組でも改造でも必須のツールです。
もっともよく使う道具でもあるので、いい物を買った方がストレスも溜まらなくていい物が作れるようになります(--b
プラモデルを趣味として続けるなら真っ先にいい物を買いましょう!
俺が普段使っているのはゴッドハンド社が作っている「アルティメットニッパー」です。
それほどニッパーの種類を使ったことはないですが、このニッパーは正直別格です(--;
一般的なプラモデル用ニッパーよりサクサク力を入れずに切れるので圧倒的にオススメのニッパーです。
ただ、価格が4000円ほどもする価格と、研ぎの鋭さからくる刃の折れやすさ、即行の売切れがネックですね(-m-;
耐久性としては買ってから100キット以上分は切っていますが、多少切れ味が落ちてきたぐらいで折れる様子はありません。
買って損は絶対しないレベルの出来だと断言できます(--b
【No.2】デザインナイフ
次はデザインナイフです。
使用頻度はそれほど多くないものの、位置が悪くてニッパーで切り損じたゲート跡やホイルシールで表現が甘くなる黒い溝部分の切り抜きなど。
持っていると何かと便利で綺麗に作ることが出来るようになる道具です(--b
種類もいろいろありますが、だいたい同じものなので長さや重さ、太さなど実際に触ってみて合う物を見つけるのが一番かと思います。
長く使うなら刃先が簡単に変えられるタイプで、簡単に刃先が買える物を選びましょう!
【No.3】ピンセット
次はピンセットです。
ピンセットはあまり重視されませんが、意外と使用頻度が高いツールでホイルシールやデカールなどを貼るときに重宝します。
滑り止め付や逆作用式などいろいろ種類はありますが、素組でシールを貼るだけなら普通のタイプのピンセットで十分です(--b
先曲り型のピンセットがシールを貼るときは便利。
【No.4】棒ヤスリ
次はプラの表面を削ったりする棒ヤスリです。
素組では基本的に使うことはないんですが、ガンダムのアンテナなどでよく見られるバンダイフラッグと呼ばれるキットの安全対策用のダボを切ったとき、その切り口が雑になるので綺麗に慣らしたりする場合に少し使います。
ただ、ゲート処理に使ってしまうと周りが一緒に削られて不自然になるのであまりオススメはしません。
種類はいろいろな物がありますが、100均でよく売られてるダイヤモンドヤスリより模型用の目の細かい物を買いましょう。
形は写真の物みたいに、平面と曲面が二つあるタイプが汎用性があって使いやすいです。
他にも、棒状の物や板状の物などあるので適度に使いやすそうな物を選んで買いましょう(--b
【No.5】爪楊枝と綿棒
次は爪楊枝と綿棒です。
これは主にホイルシールやデカールの貼り合わせの時に使います(--b
ピンセットでしっかりと貼る位置を決めた後、段差など手で貼りきれない場所や折り返しの細かい場所を貼り付けるために便利です。
爪楊枝は基本的に先の尖った部分で溝をなぞるようにシールを貼ると密着して綺麗に貼れます。
ただ、あまりきつく抑えると段差などはシールが破れることがあるので面をしっかり貼る前に気をつけてやりましょう(--b
綿棒は段差の内側にある少し狭い面のあるシールに重宝します。例えば角形のブースター色分けとかに使われるシールがそれです。
爪楊枝だと変に狭い段差の内側だと側面で押さえられないので綿棒で押さえる方が楽です。
ふわふわの奴より堅めの綿棒がオススメ(--b
【No.6】ハサミ
次にハサミです。
特に絶対必要というわけではないですが、パッケージのビニールを開けたり、パッケージボックスをばらしたりする場合に便利です。
最近使い始めたのは、先っぽまでしっかり切れるといううたい文句のハサミでこれが結構使いやすい(--b
普通のハサミだと先の方は切れにくくなってしまうのですが、刃がカーブになっていて切る部分の角度が変わらないという特徴みたいです。
ちなみにメーカーはプラスでフィットカットカーブと言うハサミです。
【No.7】こじ開け工具
これで最後、こじ開け工具です。
これも絶対必要な物ではないですが、あればすごい便利(--b
例えば、パーツを組み合わせた後ポリキャップを入れ忘れた!(よくやる)時など、パーツ同士を手で外すのは結構難しく、変な外し方をするとパーツが壊れる原因にもなります。
それを防ぐために薄い工具の先端をパーツの間に入れて徐々に外していく為のパーツ外し専用工具です。
素組では基本的にパーツ同士がガッチリと組み合わさってしまう為ひとつあるとかなり重宝します(--b
他で売ってるかは見たことがないので解りませんが、模型工具通販のGパーツさんで購入する事が出来ます。
俺の使ってる工具は以上です(--b
最低限ガンプラを作りたいだけならニッパーのみでも作業は可能!
後は全てより良く作り上げるためのツールなので好きなときに買えばOKです。
それと最後に俺のガンプラに関する考え方をひとつ。
キャラホビやワンフェスなどでガレキなどを買う人は意味が解ると思いますが。
ガンプラは基本、バンダイというバイヤーが考えるガンダム像なので気に入った物を買ってサクサク作って楽しみましょう(--b
これは思ってたのと違う!と思うなら、買わないかガレキとかと同じように改造して自分の理想にすればいいだけ。
改造とは、原型の気に入らない場所を修正したりオリジナルを制作したりするときにする事ですからね。
ガレキと違ってガンプラはせっかく1つ当りの値段が安いのでいろいろ気軽に楽しんでいきましょう(--b
ガンプラや素組についてよく知りたいときは質問してもらえればいつでも答えます(--b
俺としてはどんどん盛り上がって廃れることの無いコンテンツとしてガンプラが残ってほしいですからね。
俺自身がずっと楽しむためにも微力ながら盛上げて行きたいと思います。
しかしまた素組リストのページも充実させないとな(--;
目指すは市販品のガンプラの全コンプリート!
次の工具紹介をするなら、改造用の工具を紹介していきます(--b
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